NPO

事業内容

公演事業

1.人形劇鑑賞事業

年間を通じて国内外の優れた人形芸術にふれられる機会を提供します。これまで以上に幅広い市民に人形劇を鑑賞してもらうことはもちろん、全国の人形劇ファンや人形劇関係者にも興味をもってもらえるような魅力的な公演を計画します。

(1)せかいの劇場…世界の優れた人形劇芸術を紹介する公演
(2)おすすめ人形劇リレー公演…いいだ人形劇センター理事が提案し、プロデュースする公演
(3)企画公演…季節にあわせた公演、乳幼児向けの公演、大人のための公演、川本喜八郎人形美術館でのアニメーション上映会、竹田糸操り人形館での糸操り人形劇など、毎年恒例となる公演を企画して人形劇を楽しむ人の輪を広げる
(4)人形劇観劇ツアー…国内で開催される海外の人形劇公演や、各劇団が主催する特別な公演、文楽、歌舞伎、各地の人形劇フェスティバルなど、飯田地域以外で行われる公演を鑑賞するツアーを計画

2.人形劇定期公演

飯田人形劇場を会場に、地域の人形劇団による定期的な公演を計画。創造事業と連携して、地域の劇団が飯田人形劇場で「つくる」→「演じる」というサイクルを確立します。

3.その他の公演

(1)アウトリーチ・プログラム…もっと多くの人たちが人形劇に興味をもち、人形劇を鑑賞したり、人形劇の創造活動に参加したりしてもらえるように、劇場以外の場所に劇団を派遣して人形劇のミニ公演や体験プログラムを提供する
(2)公演運営支援プログラム…地域の劇団や団体の公演を支援する

創造事業

1.人形劇創造事業

国内外で活躍するプロの演出家、美術家と一緒に人形劇の作品制作を体験、専門家やアーティストを講師にワークショップを行うなど、人形劇を鑑賞するだけでなく、実際に体験して演じる場を幅広い年齢層を対象に計画します。

(1)いいだ人形劇センタープロデュース人形劇創造プログラム…地域の伝統文化や海外とのネットワークを活用して、飯田独自の人形劇文化の創造と、世界への発信を目指す
(2)人形劇の基礎レッスン…市民劇団のレベルアップと指導者の育成を目指し、人形美術や人形操作などテーマ別の講習会を実施。(主に大人向け)
(3)人形劇体験プログラム…人形づくりや人形劇遊びなどを体験し、人形劇やものづくりに興味をもってもらうプログラム。(主に子ども向け、親子向け)

2.子どものための人形劇学校プロジェクト

学校や年齢の違う子どもたちが、人形劇だけでなくさまざまな体験を通してチームをつくり、子どもたちから生まれるアイデアを使って舞台づくりに挑戦するプログラムです。

3.人形アニメーションの作業場

高校生や大学生を対象に、アニメづくりの会場として飯田市川本人形美術館のスタジオを開放。若者が自由に考えながら作品づくりに取り組み、ものづくりやグループワークという活動を通して社会性や自己表現能力を育成します。

情報受発信事業

1.人形劇のまち飯田の季刊情報誌『Dogushi』の編集・制作

人形劇研究家・宇野小四郎氏、人形劇の図書館館長・潟見英明氏、日本ウニマ会長・くすのき燕氏の連載のほか、季節にあわせた特集記事、市民劇団紹介、飯田の風景など、情報満載で年4回発行します。

その他事業

1.調査研究事業

人形劇鑑賞事業、いいだ人形劇フェスタにあわせた研究会、トークイベント、展示などを企画します。

2.サポート事業

地域の劇団や、人形劇に取り組む小中学校の先生、これから人形劇を始めようと思っている人たちが人形劇に関することは何でも相談できる「人形劇よろず相談所」を開設します。

実施事業

平成25年度実施事業

【公演事業】

・5月11日 人形劇を上演したい人のための人形劇公演
人形劇に取り組もうとする小中学生、担当教諭、地元人形劇団などが人形劇制作のヒントを得られるよう企画。ぱぴぷぺぽ劇場による公演
・6月1日 江戸の灯りで楽しむ人形芝居
第5回竹宵まつり 100万人のキャンドルナイトin南信州にあわせ、今田人形座の和ろうそく公演を上演
・7月7日 森のかみしばい劇場
地元の劇団、読み聞かせグループによる紙芝居公演
・7月26日~28日 プレフェスタ2013
いいだ人形劇フェスタ2013開催に先立ち、プロ・アマ7劇団による人形劇公演を飯田市内5会場で実施
・10月5日 秋の人形劇場2013
人形劇団京芸「どろんこげきじょうパートⅢ」を上演
・11月3日 人形劇in丘のまちフェスティバル
第7回丘のまちフェスティバルにあわせ、地元アマ劇団 田辺が「普通の生活」を上演
・12月8日 森のぽかぽかクリスマス
ヨシダ人形劇による人形劇と、ピザづくり、クリスマスリースづくりを組み合わせたクリスマス特別企画
・12月22日・23日 ましゅ&Keiのクリスマス会
ましゅ&Kei、あさぬまちずこの三人による特別企画。22日は大人向け、23日はファミリー向けの内容で実施
・1月11日 初春を寿ぐ竹田人形館
竹田人形館を会場に糸操りなどの人形劇団3団体が出演
・2月9日 いいだ人形劇まつり りんごっこ劇場
地元人形劇団がつくる実行委が運営。8劇団が上演
・2月15日 飯田市公立保育士人形劇研修発表会
公立保育園の保育士が一年間取り組んだ人形劇研修の成果発表公演
・3月8日・9日 せかいの劇場
世界のすぐれた人形劇芸術を紹介。フランスの人形劇団カンパニー・ア「みにくいアヒルの子」を上演

【創造事業】

・5月まで 人形劇ワークショップ第Ⅱ期
プロの演出家・美術家とともに人形劇作品を制作し、継続的な活動のできる専門家チームを育成するワークショップ(平成24年12月~)
・5月16日 人形劇ワークショップ第Ⅱ期成果発表公演
人形劇ワークショップの成果発表公演。「棒遣い」人形劇を3作品上演
・5月31日 トークイベント「チェコの演劇現場~アイデアだしからプレミアまで」
チェコ在住の舞台美術家・林由未さんによる講演
・6月1日・2日 お面をつくるワークショップ
チェコ在住の舞台美術家・林由未さんを講師に2日間連続のワークショップを実施
・6月1日 三人遣い人形ワークショップ
今田人形座による伝統的な三人遣いの操作体験ワークショップ
・5月~8月 60歳以上のためのフィギュア・シアター・ワークショップ
いいだ人形劇フェスタ2013上演に向けた講座
・8月8日 60歳以上のためのフィギュア・シアター・ワークショップ成果発表公演
チェコ在住の沢則行さんを講師に平成24年より実施しているワークショップの成果発表公演をいいだ人形劇フェスタ2013で実施
・9月~10月 ダンボール獅子舞ワークショップ
ダンボールで獅子頭をつくり、獅子舞を練習。10月20日「南信州獅子舞フェスティバル」の創作獅子舞コンクール出場予定だったが雨天中止のため、独自に上演を行う
・11月~ 人形劇ワークショップ第Ⅲ期
プロの演出家・美術家とともに人形劇の作品制作に取り組むワークショップ。毎月3~4回レッスンを行い、平成27年冬に「人魚姫」を上演予定
・1月17日・22日・31日 三人遣い人形講座
開催中の人形劇ワークショップ第Ⅲ期公開講座。今田人形座による三人遣いの基礎レッスン
・1月24日 トークイベント「世界の人形劇を知る」
開催中の人形劇ワークショップ第Ⅲ期公開講座。現代人形劇センター・松澤文子さんによる講演
・2月8日・9日・22日・23日 人形アニメーションの作業場
こま撮りアニメーションを撮影できる機械を使い、身近にあるものでアニメーション撮影を体験
・3月中旬 人形劇アニメーションワークショップ

【調査研究事業】

【情報受発信事業】

・人形劇のまち飯田の季刊情報誌『Dogushi‐胴串』編集・制作
創刊号(5月24日発行) 特集「はじめまして『いいだ人形劇センター』です」
第2号(7月26日) 特集「『東アジア三大人形劇祭』を知りたい」
第3号(10月11日) 特集「フェスティバルレポート 飯田、シャルルビル・メジェールから」
第4号(1月24日) 特集「日本の人形劇を訪ねて『北海道 編』」
・人形劇研究家・宇野小四郎さん執筆「笑いの文化のキャラクター“のろま”」(英訳/玉木暢子)をチェコのフルジム人形劇博物館へ寄稿

【人形劇サポート事業】

・6月6日・12日・13日 人形劇の相談所
人形美術家・吉澤亜由美さんを講師に、アマ向けに人形美術、人形づくりに関する相談所を開設
・7月29日 トークイベント「アジアの人形芝居」
いいだ人形劇フェスタ2013・アジア人形劇フェスティバル開催に先立ち、現代人形劇センター理事長・塚田千恵美さんによる講演
・8月13日~9月29日 こま撮り人形アニメーション「こまねこのおるすばん」上映会
平成24年に川本人形美術館スタジオで公開撮影された作品の上映会